6月の中東ディナー会@marron’s kitchenは、トルコ料理をテーマに開催しました。

遅れていた梅雨がいよいよ始まり、湿度も気温も上昇中。なので、こんな季節にぴったりの「スイカとフェタのサラダ」を、まずはウェルカム・ドリンク代わりに。

前菜盛り合わせは、気合の入った以下の品々。

・ピーマンのドルマ：ディルとパセリ、ラムとビーフの挽肉、米、スパイスを詰めました。

・ドルマと一緒に煮た手羽中を、別にソテーしたもの。ドルマの煮汁が沁みています。

・イワシの胡桃挟み揚げ：本来は黒海で獲れる小さなカタクチイワシを開いて三枚ぐらい貼り合わせるところを、大羽イワシで代用しましたので、一匹の腹にクルミペーストをたっぷり詰め、食べ応えのある一品になりました。見た目はイワシ明太みたい（笑）。酸味を効かせた千切り野菜のマリネと共に。

・シガラ・ボレイ：三種のチーズとディルを、フィロシートで包みました。

ワイン好きな方々は前菜だけでぐいぐいと進んでいましたね（笑）。

メイン・ディッシュは以下のお料理。

・カドゥン・ブドゥ・キョフテ：「貴婦人の太もも」という可笑しな名前（笑）を持つ、柔らかいキョフテ。ラムとビーフミンチ。半分は炒めてから生地に練りこみます。ご飯も入ります。ハーブもいっぱい。溶き卵をまとわせて焼いて、熱いところを召し上がっていただきました。そうそう、食感のアクセントに胡桃を入れました。大きなサイズで、食べ応え十分。

・クザルトマ：揚げ野菜のトマトソースがけ。茄子、ズッキーニ、パプリカ、いんげん、じゃがいもを素揚げして、フレッシュ・トマトで作ったシンプルなトマトソースと、塩にんにくヨーグルトをかけました。このひと皿とパンだけでも満足感のある食事になります。私の大好きな料理。

・タヒンリ・ピヤズ：アンタリア風白インゲン豆のサラダ。トッピングのトマトやゆで卵に隠れてしまいましたが、タヒニドレッシングで和えた白インゲン豆と玉葱が主役のサラダです。

・デザート：旬のフルーツとバクラヴァ、トルコ紅茶

旅好きなお客様による今回の旅のお話は、バルト三国についてでした。涼しそうで美しい風景写真にうっとり。バルト三国を南下するにつれて少しずつ変化してゆく食文化の話も興味深かったです。ありがとうございました。

同じメニューで8月8日にもディナー会を予定しています。既に満席ですが、キャンセル待ちをご希望の方いらっしゃいましたら、予約フォームからお申込みください。